シーン7:ラパウの家にて
- GM
- 前回までのお話
- 沈黙の民の村に訪れたみなさんは、村長ザンテイルの判断により
- ベルディアに縁あるモーフは歓迎され、ディアンとチロヌプ+アントームは追い出されることになった。
- しかし、村の青年ラパウは3人をこっそりとかくまうことを提案する
- その夜、モーフのパロットクロは、ラパウのパロットアンペリアから、彼やモーフの村の過去を明かされる
- そのとき、何者かの狙撃によってアンペリアは傷を負ってしまうのであった
- 終わり
- GM
- ではシーン7
- 夜、ラパウの家にいる、モーフと3人
- 少しづつ風が出てきました
- ディアン
- ディアン、チロヌプ、アントーム?
- GM
- のつもりだけど。
- まあ風が出て少し家がかさかさいいます
- その音のなかで
- 忙しい羽音が聞こえ
- クロが帰ってきます
- モーフ
- おお、クロ!
- よく鳥目なのに戻ってこれたな。
- チロヌプ
- 「おっと、そろそろ口を閉ざすかな……」
- GM
- クロは……モーフの近くに降りて水を落とす
- クロは、何ごともなかったかのように、身を整えている
- しかし、急いでもどってきたこともあり、どこか疲れているような気はした
- そんなところで。
- ディアン
- 我々にはクロとアンペリアの区別はつくのかな
- GM
- アンペリアは片目に傷を負っています
- チロヌプ
- そりゃ分かりやすい
- GM
- ラパウはしばらくクロを眺めている
- チロヌプ
- 「よく似ているわよね、二羽」
- GM
- ラパウはアンペリアが帰ってこないことを多少気にし始めた
- ディアン
- 「もう1羽のこと、聞き出せないのか?」
- チロヌプ
- 「サイレントパロットと沈黙の民は、いつも一緒にいるものだと思っていたけど、そうでもないんだね」
- GM
- ラパウはまた少しクロを眺めていたけど
- 立ち上がって、
- その辺においてあった大袋を適当につかんで
- ディアン
- 「おい、どうした」
- GM
- モーフに、出かけるむねを、部族の言葉で告げた。
- いわく
- ラパウはアンペリアを探しにいくこと。
- そう遠くには行かないはずだからすぐに戻ってくるつもりだが、
- 留守中はモーフに家を預けたいということ。
- もし誰か尋ねてきたら、アンペリアを探しに言ったと告げてもらっていいが、3人のことは秘密にしておいてほしいこと。
- この3点です
- モーフ
- 袋を持って?
- GM
- まあただのお出かけ用の日用品いれです
- モーフ
- モーフは神妙な顔をしてうなずきます。責任重大だなぁ。というかラパウって案外無用心?
- GM
- じゃあなんか無用心だなあと思ったのが顔に出たのか
- ラパウは苦笑いをした。
- モーフ
- とりあえず、帰ってくるまで静かに待っているよ。と部族の言葉で返しておきます。
- GM
- そしてラパウは出て行った。
- チロヌプ
- アンペリアが心配なんかなあ
- モーフ
- それは心配だと思いますよ。
- GM
- まあそうですね
- いろんな関係があると思いますが
- 心配そうでしたね
- チロヌプ
- 「え、ちょ・・・」
- ディアン
- 「どうしたんだー」
- チロヌプ
- 「ごめん怒ったなら謝る」
- とか何とか見当外れのことを
- モーフ
- 「いやいや、彼はアンペリアを探しに行ったんですよ」とクロが言う。
- チロヌプ
- 「ああ、なんだ。サイレントパロットいないとふべんだよねえ」
- ディアン
- 「おまえ、アンペリアに会っていないのか?」とクロに
- GM
- 済ました顔で羽を抜いてます
- さあて
- 30分ほどすると
- 戸をたたく音がします
- チロヌプ
- 隠れ隠れ
- ディアン
- 思わず出て行きそうになってしまった
- 思いとどまる
- モーフ
- マズイですよ。押しとどめて「誰ですか」とクロに言わせます。
- GM
- キイロの声でザンテイルだって
- ディアン
- 隠れます
- GM
- 隠れることはたやすいが
- 一応人がいた痕跡を隠すための努力をしてくれたまえ
- ディアン
- 気にせず隠れます
- チロヌプ
- 判定が必要なんですか。
- GM
- 操作
- チロヌプ
- 失敗。
- 集中……だめ
- GM
- ほかに試す人いるかな? どうだい? どうだい?
- モーフ
- モーフはダメだよね。途中から来たんだから、最初の状態には戻せない。
- GM
- 最初の状態には戻せないけど、ちょっとそれっぽく見せることは可能 ということにしておきますか
- ディアン
- 「チロヌプ、何をあわててる」
- チロヌプ
- 「私たちがいるって分かったらまずいでしょ。ディアンもその辺しまってしまって」
- と小声で
- ディアン
- 言われて気づく。
- 判定……成功してるな
- GM
- じゃあ、一応何とかデキタ
- モーフ
- ところで、質問ですが、オウムの声って区別できますよね?
- GM
- できますよ
- 非常に個性的です
- モーフ
- クロとアンペリアの声も違うんですよね。という事は成りすましは不可ですね。残念。
- GM
- あーそれは
- ちょっと考える余地があるな
- 記述からするとスカウトの変装スキルがそれにあたるのかな
- −40なら…
- しかし眷属の操作技能って良くわかんないな
- どうすればいいんだ
- まあオウムだし、モーフの操作で−20とかでいいか。
- モーフ
- では、とりあえず、アンペリアのマネで「こんな遅くになんの用ですか」と言ってみよう。
- GM
- ふってみてくだせい
- モーフ
- ……失敗だー
- GM
- 特別に集中力をつかってもいいですよ
- 失敗でよろしいですかな
- モーフ
- はい、このまま通します。ザンテイルの反応も知りたいし。
- GM(ザンテイル)
- 「少し話があってな。入ってもよいか」
- モーフ
- 断りきれないだろ。これは。
- ということで「はい。ラパウは出てますが」と答える。
- GM
- じゃあ戸があく
- GM(ザンテイル)
- 「ふふ、何を吹き込まれたのかは知らないが・・・」とザンテイルがにやりとした。
- GM
- しゃべったのはキイロだけど
- モーフ
- 一応、戸の前まで行って応対する。時間稼ぎのためにも
- GM(ザンテイル)
- 「マズルカは来ていないか? 帰ってこないのだ」って。
- モーフ
- 「彼女は来ていませんよ。」
- GM(ザンテイル)
- 「そうか。ラパウは何か言っていたか? 」
- モーフ
- 「いえ、彼女のことについては何も」
- GM(ザンテイル)
- 「それもそうか。あの男と一緒にいるならまだいいのだが。何事もなければよいが」
- モーフ
- 「何か心当たりでもあるのですか?」と聞いてみよう。
- GM(ザンテイル)
- 「いや、わからないな」と笑ってみせた
- モーフ
- 意味深ですねー
- GM(ザンテイル)
- 「客人に頼むことではないが、少し村の周囲をさがしてきてくれないだろうか。」
- モーフ
- ちょっと嫉妬してるので、嫌な顔をする。「ラパウにはここで待っているように言われたんですが」
- GM(ザンテイル)
- 「そうか、約束を守る男なのだな」
- GM
- とかいってると
- 村の中央をパタパタと何かが走る音が聞こえて
- ザンテイルはそれを見て、「どうやら帰ってきたようだな」と安心した表情を見せた。
- GM(ザンテイル)
- そして、「変な話をしてすまなかった。ラパウとの用が終わったら、またうちに泊まってくれてかまわない」といいます
- モーフ
- 「ありがとうございます。用が済んだら戻ります。」ちょっと複雑な顔をして答えます。
- GM
- んじゃあザンテイルはマズルカを呼び止めて二人で帰っていった
- 危機は去った
- モーフ
- 帰ってきたのはマズルカだったんですね
- GM
- そのようですね
- モーフ
- ラパウかと思った。
- という事はラパウは今、どこに?
- GM
- 帰ってくる様子はありませんね
- チロヌプ
- 「ふうやれやれ。なんとかばれずにすんでよかった」
- モーフ
- 「それにしても、マズルカは夜に女の子一人で何をしていたんだろう」とクロに独り言を言わせる。
- チロヌプ
- 「ふーん」とにやけながらモーフを見た。
- GM
- 何かなければ、適当に今夜は過ぎていくってことで
- 今夜のうちに何かしたいことがあればどうぞ
- ディアン
- 1時間とか2時間とかたっても帰ってこないなら探しに行ってもいいんじゃないか?
- でも我々は外に出られないか
- チロヌプ
- まあなんか思いつきませんね、すること
- GM
- おっけーでございますかね
- ディアン
- うむ
- GM
- モーフさんもいいですかね
- モーフ
- いいですよ。自分はただ待ってます。
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